日本有数の職人の技により、ひとつひとつに命を吹き込まれた石けん
1.ティートリーモイストソープは、伝統の釜炊き枠練り製法を守り続けてきた日本有数の腕を持つ職人の技により作られています。
釜炊きの作業は真剣勝負です。その時の季節、気温、室温、湿度すべてが鹸化(けんか)の状態に影響します。
その様子を敏感に察知しながら、職人は微妙な調整を入れていきます。
わずかな温度や炊く時間の違いで、石けんの出来上がりの質が変わります。釜で炊かれ煮えたぎる石けんの素を、熟練の石けん職人は限られた時間の中で、瞬間的な判断と対応をしていきます。
途中石けんを実際に口に含み味見をして、長年培った勘を働かせ、良い石けんになるよう願いを込めながら、みずからの腕で鹸化作業を行います。
〜釜炊きと塩析を各2回繰り返すことにより、より純度が上がり黄ばみにくく、やさしい石けんに〜
| ティートリーモイストソープは、手間のかかる釜炊きと塩析(えんせき/塩を用いて石けんの純度を上げる作業)をあえて2回ずつ行っています。 釜炊きと塩析は石けん作りの中で最も手間と技術の高さが要求され、これを各2回行うことにより、石けんの純度が高まり黄ばみにくくなる一方、泡立ちが柔らかくきめ細やかに、お肌にやさしい石けんとなります。 |
〜真剣勝負の枠練作業〜
釜炊きの作業は真剣勝負です。その時の季節、気温、室温、湿度すべてが鹸化(けんか)の状態に影響します。
その様子を敏感に察知しながら、職人は微妙な調整を入れていきます。
わずかな温度や炊く時間の違いで、石けんの出来上がりの質が変わります。釜で炊かれ煮えたぎる石けんの素を、熟練の石けん職人は限られた時間の中で、瞬間的な判断と対応をしていきます。
途中石けんを実際に口に含み味見をして、長年培った勘を働かせ、良い石けんになるよう願いを込めながら、みずからの腕で鹸化作業を行います。
2、ティートリーモイストソープは,釜炊き枠練り製法にこだわります。
石けんの製造方法には主に、機械で作る機械練り製法、ティートリーモイストソープのような釜炊き枠練り製法、そしてコールドプロセス製法があります。
釜炊き枠練り製法の特徴は下記のようになります:
・泡立ちが良い
・ふやけにくい
・劣化しにくい
・手作りであり石けんひとつひとつに個性がある
・製造に手間と時間、技術の高さが要求される
・大量生産できない
・製造コストが高い
ブルークレールオーガニクスでは、大量生産される機械練り製法や、使い続けるうちに形が崩れ劣化しやすいコールドプロセス製法ではなく、日本伝統の釜炊き枠練り製法で作られたオーガニック・無添加の純石けんにこだわっています。
オーガニックの天然植物成分をはじめ豊富な美容成分を配合
人の皮脂に似たテクスチャと特徴を持つオーガニックの植物性スクワラン、そしてエイジングケアを届ける貴重なアルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)をベースにしました。また無添加にこだわり自社抽出を行った6種類の東洋のハーブエキスであるオウゴン根エキス、クズ根エキス(カッコンエキス)、マグワ根皮エキス(ソウハクヒエキス)、ビワ葉エキス、ドクダミエキス、キハダ樹皮エキス(オウバクエキス)を配合。いずれもお肌の揺らぎを整え、透明感ハリ・ツヤを届けます。
東洋のハーブと同様にオーガニックのゲットウ葉水は、お肌を生き生きさせる働きのある非常に優れたエンジングケア成分。またオーガニックの沖縄産の黒砂糖はお肌に潤いを届けます。
同時に、セラミドやヒアルロン酸などのお肌の角質層に存在する成分を配合しました。ティートリーモイストソープに配合しているティートリー油は無農薬栽培のものを使用。
またラベンダー油は無農薬栽培の真正ラベンダー(True Lavender)のみを使用しています。
豊富な美容成分が作り出すきめ細やかでなめらかな泡立ちは、やさしくしっかりと汚れを落とし、しっとりと洗い上げ、お肌に潤いをお届けします。また形が崩れにくく、最後までしっかりとした形状で長持ちし、気持ち良くお使いいただけることがティートリーモイストソープの特徴です。オーガニック・無添加でかつエイジングケアのできる石けんです。
洗い上がりに潤いを届ける植物性スクワランとアルガンオイルをベースに
石けんは汚れを取り除くだけではなく、洗い上がりに潤いと透明感を届けるべきものであると、ブルークレールオーガニクスでは考えています。
”石けんは洗うためのものだから、すべて洗い流されて、美容成分を配合している意味がない”
このように考える方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際には、ベースになるオイルの質、配合される美容成分の内容によって、泡立ちの柔らかさが異なり、お肌への感触が異なり、洗い上がりの潤いと明るさに大きな違いが出て来ます。これは、何十年も石けんを作り続けてきた日本有数の石けん職人が経験を積み重ねて分かることであり、事実であるとブルークレールではとらえています。
ティートリーモイストソープは、ベースになるオイルは人の皮脂に似たなじみやすさを持つものであることにこだわっています。
私たちのお肌の皮脂の構成はワックスエステル(約25%)、スクワレン(約12%)、トリグリセライド(約60%)で構成されています。スクワランはスクワレンを安定化させた成分です。
植物性スクワランは、もっともお肌の皮脂に近いオイルであると言えます。ティートリーモイストソープには植物性スクワランを高濃度(当社比)配合することで、お肌になじみやすく、泡のやさしいベースを作り上げました。
また、アルガニアスピノサ核油は、モロッコのサハラ砂漠に自生するアルガンの実から手搾りで取れる貴重なオイルです。数年間一滴も雨が降らなくても枯れないという強靭な生命力のあるアルガンの木そのものに大変優れた保湿力があり、それがオイルにも反映されています。アルガンオイルの脂肪酸組成は、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸を多く含有し、オリーブオイルの約4倍とも言われるほどの豊富なビタミンEを含みます。テクスチャは優しくクセがなく、お肌を乾燥から守り、エイジングケアに優れた働きがあります。
ティートリーモイストソープを、植物性スクワランとアルガンオイルをベースにしたことで、馬油などよりも一層お肌になじみやすく、泡にやさしさときめ細やかさを作り、洗い上がりに潤いと透明感を届ける石けんを作り上げました。
自社抽出の東洋のハーブを配合
ブルークレールオーガニクスは、水には日本一の軟水と言われる白神山地の湧水を使用するなど、日本人のお肌に合う成分の配合にこだわっています。天然植物エキスには数千年という古い歴史を持つ東洋のハーブを活用することを意識し、複数の東洋のハーブの抽出を、長い時間をかけて研究開発してまいりました。一般的に、東洋のハーブエキスの抽出にはBGやエタノールなどの溶媒が使用されることが多くありますが、ブルークレールオーガニクスには、お客さまに安心と実感をお届けするために、たとえ植物由来のBGやエタノールであっても使いたくないという強い思いがありました。そこで、東洋のハーブを自社の特別技術により、BGやエタノールを一切使用せず、キャリーオーバーに徹底配慮した抽出を行いました。東洋のハーブ6種類 - オウゴン根エキス、クズ根エキス(カッコンエキス)、マグワ根皮エキス(ソウハクヒエキス)、ドクダミエキス、ビワ葉エキス、キハダ樹皮エキス(オウバクエキス) - は、ティートリーモイストソープ、リペアモイストWエッセンス、ローズエステリッチローション、その他の化粧品に配合しています。
オーガニックという認証にこだわらず、実際のお客さまのお肌とお気持ちを考えた時に大切な選択を行い、手間のかかる自社抽出を行っています。
常に新鮮な東洋のハーブエキスを各化粧品に配合することを大切にしており、良い原料の仕入れに最新の注意を払い、少量の抽出をこまめに行っています。抽出した東洋のハーブエキスは漢方らしい日本人になじみの深い香りがします。
この香りはティートリー油、ラベンダー油やダマスクバラ花油などの精油と相性が良く、これらの精油の配合量を調節することで上手に香りがマスキングされます。
手のひらのあたたかさでお顔の上にやさしく置くようにお使いください。
機械練りの大量生産される石けんと異なり、釜炊き枠練り製法で約90日間もかけひとつひとつ手作りされているティートリーモイストソープは、その時の季節、気温、室温、湿度などの環境に合わせ呼吸し、石けん自身の水分を調節しています。
そのために場合によっては、開封した時に、表面がしっとりと汗をかいたように湿っていることがありますが、品質には全く問題はございませんので、安心してお使いください。
これが「釜炊き枠練り石けんは生きている」と言われる所以(ゆえん)の一つです。
※冷蔵庫での保管は必要ありません。