マクロビオティック 美肌レシピ

むやみに怖がらないことで免疫力を保つ。(2021年12月)

陰陽五行では、それぞれの季節に対応した臓器(春:肝臓と胆嚢、夏:心臓と小腸、土用:膵臓・脾臓と胃、秋:肺と大腸、冬:腎臓と膀胱)があり、そして、それぞれの季節の臓器と関連のある「感情」がある、という考え方をしています。

冬の臓器(腎臓・膀胱)と関連のある感情は、「勇気」と「恐怖心」です。腎・膀胱が健康であれば、私達は、困難に立ち向かう勇気や、決断する勇気、自分の考えを主張する勇気などを持つことができます。しかし腎・膀胱が不調だと、いろいろなことに対する恐怖心や、引っ込み思案になりがちな心境になってしまいます。

長引くコロナ問題は、マスメディアやインターネット上で、様々な思惑に左右されたニュースを毎日大量に生んでいます。その多くが、恐怖心や心配を煽るものばかり。それは腎・膀胱に悪影響を与え、また、弱った腎・膀胱が、さらなる無用な恐怖心を生むという悪循環が起こり兼ねません。恐怖心に支配されてしまうと、身体がこわばり、呼吸が浅くなり、血液の循環も悪くなります。当然、顔色のくすみや、潤いの不足にもつながります。

過剰な報道や無責任なネット上のことばに惑わされず、自分の頭で考え、冷静に判断し、自分の自然治癒力を信じて過ごすことは、免疫力を上げることに確実に繋がり、その結果、気の回りを良くし、顔色や表情も明るくなります。ぜひ、TVやネットからときには離れて、自然の中でメディテーションや深呼吸をし、新鮮な酸素を血液にたっぷりと取り込みましょう。そして自分と深くつながり、自分には何が必要なのか・何を信じればいいのか、を自分で判断できる力を養いましょう。そのようにして精神を健全に保つことは、食事と同じくらい、大切なことです。

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