マクロビオティック 美肌レシピ

養生料理の“梅ごぼう”(2018年11月)

生薬でも使われるごぼうは、薬効に優れたかなり陽性寄りの根菜です。内臓を温め、整えていきます。天然の抗生物質とも言われる同じく陽性の強い梅干しと合わせることで、冬や冬に向かう季節に弱りやすい体調を助けます。
マクロビオティックでは、梅ごぼうは代表的な養生料理の一つであり、保存のきく美味しいお惣菜でもあります。病気の人の養生を目的とする場合には、オイルは使わずに水炒め(ウォーターソテー)で作る場合もあります。
ところで土の中で深くまっすぐに固く芯を持って伸びていくごぼうを食べることで、意志が強くなる、我慢強くなるともマクロビオティック的に考えられています。
植物の特徴や性質の影響を、それを食する私たちが受けるということです。科学的に証明されなくても、天然の恵みとの一体化という考え方は、なんとなく納得ができますよね。
(レシピ・文章:松田)

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