クパスというカカオの仲間の植物の種子から採れたオイル。クパスバターとも呼ばれます。
アマゾン原産の12～15mの木で、楕円形の果実は茶色の固い皮でおおわれ、その重さは2kgに達します。良い香りがして白い果実は酸味がありそのままでも、ジュースやジャムに加工しても食することができます。ブラジル原住民が昔から、実は食用に、種から得られるオイルは顔、身体への使用にと珍重してきました。
テオブロマグランジフロルム種子油は吸着精製ラノリンの1.6倍の放水力があり、レシチンよりもさらに天然の優れた乳化剤です。こっくりと保湿感の高いクリームを作ります。
また、シア脂とともにテオブロマグランジフロルム種子油には紫外線吸収能力も認められています。