紫外線だけじゃない!春のストレスが肌に与える影響とは

日差しと女性


春になると、日差しが強まってきて紫外線が気になりますよね。でも、気を付けたいのは紫外線だけではないのです。肌はさまざまなストレスにさらされて、知らず知らずのうちにダメージは蓄積されていきます。

健やかな肌を保つためには、肌が受けているストレスを知っておくことが大切です。肌の基本情報もあわせて解説するので、ぜひ覚えておいてくださいね。

知っておきたい肌の基本情報

肌のことって知っているようで、正しく理解できている人は意外と少ないです。肌の基本情報として、肌の構造と役割について解説するので、この機会に正しい知識を身につけておきましょう。

肌の構造

肌は、表皮、真皮、皮下組織の3つの層で構成されています。3層が密接につながり合い絶妙なバランスを保つことで、健康的な肌状態を維持しています。

表皮は、外部刺激や細菌などから皮膚を守る役割を果たしています。
表皮の中でも一番外側にある角質層は、肌を保湿し外部からの刺激から肌を守るバリア機能があります。表皮の一番下にある基底層には、肌の色素を作り出すメラノサイトという細胞があり、紫外線などの刺激によってメラノサイトが活性化されると、シミやそばかすの原因に。

表皮の下にある真皮は、肌の弾力やハリを保つ部位です。
血管や神経、リンパ管、汗腺、毛包などの器官が集まっている場所で、肌に弾力を与えるコラーゲン線維が約70%を占めています。
このコラーゲン線維を束ねているエラスチン線維が、肌にしなやかさを与えます。

最下層にある皮下組織は、大部分が皮下脂肪で構成されており、表皮と真皮を支えるクッションのような働きを持っています。また、皮下組織に体温を維持する役割もあります

肌の役割

肌には次の6つの役割があります。

  • アレルゲンや乾燥、紫外線などの外部刺激から体内の水分や器官を守る「バリア機能」
  • 痛い、触れた、押された、熱い、冷たいなどの刺激を伝える「感覚機能」
  • 暑いときは汗を出して体を冷やし、寒いときは血管を収縮させて熱を逃さないようにする「体温調整機能」
  • 表皮や毛穴を通して薬剤や化粧品、水分などの栄養素を吸収する「吸収機能」
  • 汗や皮脂を分泌して体内の老廃物を排出する「分泌・排出機能」
  • 皮下組織にエネルギー源として皮下脂肪を蓄える「貯蔵機能」

このように、肌にはさまざまな働きがあります。スキンケアでこれらの働きをサポートしてあげることで、健やかな肌が保たれるのです。

肌が受けるストレスはこんなにもある!肌への影響を解説

木々とビル群


肌本来の働きを弱める原因となる外的刺激によるストレス。
日々肌はさまざまなストレスにさらされています。そんなストレスからできるだけ肌を守ってあげたいですよね。
ここでは、代表的な5つのストレスを紹介します。

①乾燥

空気が乾燥していると、肌内部の水分が奪われ肌が乾燥してしまいます。また、空気の乾燥だけでなく室内での冷暖房器具の使用も乾燥の原因に。

肌が乾燥した状態が続くとバリア機能が低下してしまい、アレルギー物質や化学物質が皮膚に入り込んだり、物理的にも刺激を受けやすくなったりします。また、水分を保持する機能も弱くなり、さらに乾燥しやすくなるという悪循環になることも。

②紫外線

紫外線A波は、肌の奥深く真皮まで届き、シワやたるみを引き起こし、
紫外線B波は、肌表面に炎症を起こし、シミやソバカスの原因となります。
また、紫外線は肌の水分を奪うことで乾燥の原因にもなります。

日差しが気になる春夏だけでなく、秋冬や曇りの日も紫外線は降り注いでいます。
また、紫外線A波は窓ガラスを透過して肌に届いてしまうので、屋内でも要注意です。


③近赤外線

太陽光の中で人体に影響を及ぼす光は、波長が長い順に「赤外線」「可視光線」「紫外線」の3つがあり、近赤外線は赤外線の一種で、波長が長いため肌の奥深く真皮まで届きます。

従来、赤外線は紫外線や可視光線に比べてエネルギーが低いため皮膚への影響は小さいと考えられていましたが、昨今の研究では、近赤外線には紫外線とは別のメカニズムによる肌への影響が認められています。
近赤外線を浴びても日焼けのような症状は出ませんが、肌の深層部まで届くため、知らず知らずのうちにシワやたるみを引き起こすことも。

④ブルーライト

スマートフォンの普及によって耳にすることが増えたブルーライト。
パソコンやスマートフォンなどの液晶画面から発せられる青い光のことで、可視光線の一種です。可視光線の中で最も波長が短いためエネルギーが強いという特徴があります。

目の疲れや精神的疲労の原因となることがよく知られていますが、目だけでなく色素沈着やシワなど、お肌への影響もあるとされています。

⑤花粉・PM2.5

気温の上昇とともに気になる花粉。早いと2月から花粉によるアレルギー反応を感じる人も。花粉による症状というと、鼻水や目のかゆみのイメージが強いですが、かゆみや赤みなど肌に症状が出る場合もあります。
また、春は花粉だけでなくPM2.5や黄砂の影響も気になりますよね。大気汚染は肌のごわつき、かゆみ、吹き出物を引き起こす原因となります。

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