【徹底解説!】ゆらぎ肌ケアの5つのポイント

美容液とチューリップ

春に気になる「ゆらぎ」。春の陽気にワクワクしつつも、肌や体調が不安定…という人も多いのではないでしょうか?

前回の記事で、肌のゆらぎ、身体のゆらぎについて、症状や原因を紹介しました。今回は、ゆらぎ肌ケアを中心に「ゆらぎ」の対策を解説します。正しい対処方法を知って春を乗り越えましょう。

正しい対処法を知ろう!ゆらぎ肌ケアの5つのポイント

多くの人が悩まされる春のゆらぎ肌。こんな症状がある人はゆらぎ肌かもしれません。

  • 乾燥、かさつき
  • ひりつき、痒み
  • プツプツしたできもの、大人ニキビ
  • ごわつき
  • 赤み

ゆらぎ肌は肌表面のバリア機能が低下し、いつも通りのスキンケアでも刺激になりやすい状態です。いつもの化粧水が浸透しない、合わなくなるということも。

これから紹介する5つのポイントを押さえて、健康な肌を取り戻しましょう。

①清潔に保つ

まずはクレンジングで肌を清潔な状態に。薄いメイクの時や肌が乾燥している時もクレンジングで汚れや皮脂を落とすことが大切です。

忘れがちですが、クレンジング前は手を洗い、汚れや余分な油分を取り除きましょう。

クレンジングは指のはらを使って細かくくるくると円を描くようにメイクとなじませます。皮膚が薄い目元や口元は特にやさしく丁寧な動きを心がけましょう。

②しっかりと保湿する

ゆらぎ肌にはいつも以上に保湿を意識したケアを。たっぷりの化粧水で水分を補い、乳液やクリームでフタをして、乾燥から肌を守ることが大切です。

目元や口元など特に乾燥が気になる部分には、指のはらを使ってピンポイントに重ね塗りをしましょう。部分用の保湿剤や美容液をプラスするのも良いでしょう。

朝のスキンケアだけでなく、日中も乾燥が気になるときは保湿をしましょう。携帯できるスプレータイプの化粧水をポーチに入れておくと、いつでも簡単にケアできます。

いつものスキンケア品が刺激に感じるときは、低刺激タイプや敏感肌用のものに変えるのも良いでしょう。クリームタイプやバームタイプの保湿剤は刺激が少なくおすすめです。

③刺激を与えない

ゆらぎ肌は、肌が刺激に敏感でデリケートな状態。摩擦などの強い刺激は控えましょう。

洗顔時は肌をこすらず、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。洗い流す時も油断は禁物。ぬるめのお湯で丁寧に流すことで肌への刺激を最小限に抑えられます。

タオルで拭くときも決してゴシゴシ擦らず、やさしく肌に押し当てるようにしましょう。スキンケア品を塗るときも必要以上に肌に触れないよう、手のひら全体でゆっくりとハンドプレスするように浸透させると良いですね。

④紫外線から守る

夏だけでなく、春も紫外線対策をしっかりとしましょう。曇りの日や室内にいるときも油断は禁物です。

日焼け止めは、顔全体に塗り忘れがないように丁寧に塗りましょう。特に、額や頬の高い部分、鼻筋など日焼けしやすい箇所は念入りに。

クレンジング時に刺激にならないよう、落としやすいタイプを選ぶのも良いですね。

日焼け止めは塗ってから時間が経つと汗や皮脂で落ちてしまうことも。朝のスキンケアだけでなく、日中も2~3時間おきにこまめに塗りなおしましょう。

⑤生活習慣を見直す

正しいスキンケアだけでなく、生活習慣を見直すこともとても大切です。睡眠や食事は肌と密接に関わっています。

十分な睡眠を取り、深い眠りにつくことで、自律神経が整い、肌のターンオーバーが正常化されます。寝る前はデジタル機器の使用は控え、部屋の照明を少し暗くしてリラックスできる環境を整えましょう。

食事はバランスよく幅広い栄養素が摂取できるメニューを心がけましょう。肌トラブルが気になるときは、ビタミンB、C、Eを意識して摂ることをおすすめします。

  • ビタミンB:豚肉、レバー、卵など
  • ビタミンC:果物、ブロッコリー、ピーマンなど
  • ビタミンE:アーモンド、アボカド、オリーブオイルなど

体調が不安定な時は?身体のゆらぎケア

自律神経の乱れは身体の不調も引き起こします。春は寒暖差や気圧の変化に加え、環境の変化で知らず知らずのうちにストレスが溜まり、自律神経が乱れてしまうことも。

こんな症状がある人は自律神経が乱れているサインかもしれません。

  • 疲れやすい、だるい
  • 眠れない、日中も眠い
  • 冷え、ほてり

自律神経を整えるためには、ゆらぎ肌ケアで紹介した睡眠、食事がとても大切です。加えて、次の2つのポイントも意識しましょう。

湯船につかる

忙しいとシャワーだけで済ませてしまいがちですが、身体の不調が気になるときは湯船につかるようにしましょう。

湯船につかることで血行が良くなり、疲れやむくみが取れます。寝る1時間前を目安に、40度くらいのぬるめのお湯に10~15分程度つかりましょう。寝つきや睡眠の質向上も期待できます。

入浴中はできるだけリラックスできるよう、好きな香りの入浴剤を入れたり、音楽をかけたりするのも良いですね。

適度な運動をする

適度な運動も自律神経を整えるのに効果的です。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどが身体への負担が少なくおすすめです。

過度な運動は逆効果になることもありますので、軽く息が弾む程度を目安にしましょう。

おすすめの時間帯は朝と夕方です。朝に軽い運動をすることで自律神経が整えられ、一日の体内リズムが生成されます。日光に当たるだけでも効果はありますので、天気の良い日は外気浴をするのも良いですね。

夕方は体温が上がり有酸素運動の効果を得やすい時間帯です。ウォーキングやジョギングを20~30分程度すると効果的です。

正しくケアして春の「ゆらぎ」を解消しよう

春に起こりがちな「ゆらぎ」。肌トラブルや身体の不調は気分まで落ち込んでしまいますよね。

気になる症状がある人は、紹介した対処方法をぜひ試してみてください。忙しい毎日ですが、身体のサインを見逃さず、自分をいたわる暮らしを心がけたいですね。