肌荒れの原因は花粉かも？！セルフケアで花粉シーズンを乗り切る｜コラム

花粉が多く飛ぶ春先は、肌荒れの悩みが増える時期。花粉と聞くと、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった花粉症を思い浮かべるかもしれませんが、「肌が赤くなる」「かゆくなる」といった症状が出ていたら、花粉が原因かもしれません。

花粉シーズンはいつもより少しセルフケアに力を入れて、花粉から肌を守りましょう。

花粉で肌荒れが起きるのはなぜ？

花粉による肌荒れは、肌のバリア機能が関係しています。花粉が多く飛散する春先は乾燥しやすく、紫外線も増加するため、肌のバリア機能が弱まります。すると、肌が花粉の刺激に敏感になり、炎症を引き起こしてしまうのです。

セルフケアを見直して花粉から肌を守る

花粉から肌を守るには、セルフケアが大切。以下の3つのポイントに注意して、肌荒れを防ぎましょう。

1.帰宅したら肌をやさしく洗う

帰宅後は、肌の表面についた花粉を洗い流すことを習慣に。肌に負担が少ないクレンジングや洗顔料などを使って、泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。ゴシゴシと強い摩擦を与えたり、熱すぎるお湯で洗ったりすると、必要な皮脂まで失われてしまうので気をつけて。スクラブ入り洗顔も、弱っている肌には刺激が強すぎることがあります。

お湯の温度は、32〜35度くらいのぬるめが適温。植物由来のオーガニック石鹸なら、肌への負担が少なく、必要な潤いを残しながら、しっとりと洗い上げてくれますよ。

2.しっかり保湿してバリア機能を高める

肌のバリア機能が弱まると、肌が乾燥して花粉の影響を受けやすくなります。肌のバリア機能を高めるには、とにかく保湿が大切。とくに、クレンジングや洗顔後は、肌の水分が失われやすいので、すぐに化粧水で保湿をして、クリームや乳液で潤いをとじこめましょう。バリア機能がうまく働くと花粉の侵入を最小限に抑えられるので、乾燥しがちな方は、こまめな保湿を心がけて。

3.メイクで肌を守る

肌が荒れているときは、肌に何も塗らない方がいいと思いがちですが、そのままでは花粉が直接肌に触れてしまいます。つまり、何もしない方が、肌にとってはマイナスです。メイクで肌の上を薄くカバーしましょう。サラサラとしたパウダータイプのUVファンデーションは、花粉が付着しにくいのでおすすめ。紫外線も同時にブロックできて一石二鳥です。

オーガニック化粧品を選んで肌の調子を整えて

花粉シーズンは、どうしても肌の調子が下がりやすくなります。もしも肌荒れが気になったら、いつものスキンケアやメイクを見直してみて。肌にやさしい成分が含まれているオーガニック化粧品を選べば、肌を穏やかにいたわりながら、ケアできますよ。毎日のお手入れを大切に、花粉に負けない健やかな肌を目指しましょう。