肌も体も自分の状態を軸に選択する 〜腸との付き合い方

最近、改めて切り干し大根のおいしさとありがたさを感じています。
スーパーの小さな袋に入っている切り干し大根。あの小さな量が、元はどれほどの大根だったのか想像したことはありますか?
なんと、一キロの大根からようやく約80グラムの切り干し大根ができるそうです。製造者の方々のお手間がしみじみとありがたい。。
この切り干し大根には、しみじみとした甘味があります。
口寂しくなった時に、スルメのように口にすると、噛むほどに甘みが広がり、満足感が得られます。
甘いものが欲しくなった時の、優しい味方になってくれます。
甘みとの付き合い方
甘いものが欲しくなった時、私は以前ほどストイックではなくなったかもしれません。
手元にオーガニックのブラックチョコがなければ、普通のチョコレートも。
デーツは割と常備していますし、黒胡麻をメープルシロップで水飴のようにしていただくと、深い満足感があります。
「良い食べ物」の真実
今日お伝えしたいことは、「良いとされる食材や食べ方が、100%全ての人に正解というわけではない」ということ。
アーユルベーダでは、腸の調子が悪い時や口臭・体臭が気になる時は、発酵食品(動物性も植物性も)を控えた方が良いとされています。納豆も含まれます。
理由は、発酵食品に含まれる活発な微生物や複雑な成分が、一時的に消化系に負担をかける可能性があるため。
納豆が万能薬的な感覚を持っていると、違和感のある見方かもしれませんね。「インドと日本ではDNAや体質が違うんじゃない?」と思うかもしれません。確かに気候もかなり異なりますが、それでも理屈が通っているのです。
現代医学でも認識されている腸の不調
アーユルベーダの知恵は、現代の医学的知見とも重なる部分があります。例えば:
SIBO(小腸細菌異常増殖症)
小腸や体力そのもの、さらに大腸からの細菌をブロックする出入り口が弱まると、その細菌が逆流して小腸内に過剰な細菌が繁殖してしまう状態になります。過敏性腸症候群(IBS)を持つ人はSIBOを併発しているケースが多いとされます。
主な症状:
- お腹の膨満感
- ガスが多く出る
- 腹痛
- 下痢や便秘
- 食後の不快感
- 栄養吸収障害
FODMAP(発酵性オリゴ糖・二糖類・単糖類・ポリオール)
小腸で吸収されにくく、大腸で発酵する4種類の糖質の総称です。
これらを多く含む食品が、一部の人には不調の原因となることがあります。精白された砂糖や穀物だけでなく、オリゴ糖(善玉菌のエサになると言われるもの)も含まれているんですよ。
低FODMAP食が今注目され始めています。こちらはネットで調べると色々と出てきますから、一度勉強する価値がありますよ。
バランスの取れた選択を
一つの見方にこだわらず、かといって、あちこちで提供される新しい知見に必要以上に動かされることなく、バランスをとって選択していきたいですね。
そのためには、日頃から良いライフスタイルとスキンケアを行うこと。
できれば読書や瞑想など(ながら瞑想でもいいです)で、自分の核の部分を見ることが大切です。
自分の体と対話しながら、その日その時の体調に合わせた食事を選ぶことで、より豊かな毎日を過ごせるのではないでしょうか。
食べることは生きること。そして、その選択は自分自身への最高の贈り物になります。
そして同時に、自分の肌の状況の観察とともに、より良いスキンケアを見直していくことも大切です。
ブルークレールサンテのオーガニック・無添加のパウダーサプリメントを、上手にライフスタイルに摂り入れてはいかがでしょうか。