“けがれ”は美しさへの再生

「人の身体は三十六の不浄から成る」と語ったのは、ゴータマ・シッダールタ、いわゆる釈迦です。
歩けば髪やフケが落ち、風邪をひけば鼻水、怪我をすれば膿が出て、下着は1日程度で替えが必要になる。
私たちは生きているだけで、知らず知らずのうちに“けがれ”を生み出しています。
けれどこれはむしろ「新陳代謝」、つまり身体の巡りそのものなのです。そして新たな美しさへのアップデートにも繋がります。
三十六の不浄とは、言い換えれば“三十六の循環のプロセス”。
私たちの体は、日々小さく生まれ変わりながら、美しさや健やかさを維持しているのです。
たとえば皮膚。
一番外側の表皮の最も表にある角層は、サランラップほどの薄さの“死んだ細胞”の層ですが、外界から身体を守る重要なバリアです。
この表皮は約28日〜60日かけて生まれ変わる「ターンオーバー」の最後の姿です。
歳を重ねるとその周期は少しずつ延びていきます。
※通常28日と言われますが、歳を重ねると約2ヶ月ほどにもなります。
こうした「けがれ」の循環が滞ると、肌も心もどこか不調を感じるようになります。
逆にこの巡りが整えば、自然と本来の美しさが輝いていきます。
そのために必要なのは、
・よい栄養
・十分な休息
・自分に必要なものを見極める力(内外の観察力)
です。
体と肌に良い栄養を摂り、よく休み、自分と周りをよく観察して自分に必要なものや本心を知ること。
それが心身と肌を輝かせていきます。
肌も心も、毎日少しずつ整えていくもの。
今日明日ではなくてもコツコツと進めていきましょう。
今日すぐに変わらなくても、時間をかけて丁寧に向き合うことが、本当の価値ある変化につながります。
私たちブルークレールオーガニクスは、そうしたライフスタイルとスキンケアをお届けしています。