量子力学と美肌づくり

森の中で深呼吸をする女性

今回、量子力学を美容や美肌づくりに繋げて少し書きたいと思います。
先にお伝えしたいことを書きますと、
気持ち、呼吸、そういったレベルでも美肌を育んでいけるということになります。

自分を大切に思い、習慣を大切にしていくこと。
食べ物や化粧品はもちろんですが、呼吸を自分のために意識して行ってみること。
例えばそれはピンク色をイメージして呼吸を行うピンクブリージングでもいいし、
ヨガのウジャイ呼吸のような自分の中の不要なものを吐き出していくような呼吸でもいい。
ウジャイ呼吸とは、たくさん吸って、数秒間息を止め、長く吐き出す方法です。
良い呼吸法を続けると、細胞レベル、もっと奥深いものへの働きかけになり、いずれ根本から変化を呼んでいくでしょう。
呼吸は美肌をつくります。

量子力学とは何か。簡単に言うと、今まで最小の単位だと信じていた原子には、
実は原子核と電子があり、さらにそれらは素粒子で成り立っているということです。
これら一連の存在を量子と呼びます。電子や光子はともに量子の一種です。

量子力学には主に二つの大きな理論があります。それは「粒と波の二重性」と「不確定性原理」。
アインシュタインは、前者の波動性については賛同しましたが、後者については否定しました。「神はサイコロを振らない(科学に不確実性などない)」はその時の彼の言葉です。

実際には、粒子(=電子)ほど小さいものに、観測をしようとカメラを当てると、その光や波長で粒子が動き正確な観測ができません。
観測のための光が電子に干渉してしまうということです。

二重スリット実験では、
1 本来波の性質を持つ粒子が波としての動きを見せますが
2 スクリーンに映ると、光の影響を受けずにまるでランダムに向こうの壁に散らばり
3 それでも元の波の性質が出てきて、複数の縞模様をなんとなく作っていく
という解釈の難しい現象が起きます。
正しく観測ができないために、正しい解釈へ辿り着かない。

つまり、科学実験や観測は、実は世界の真理探究ではなく、単なる現象説明の道具にすぎない、しかも素粒子レベルになると正しい観測が行えない、ということに到達した、というのが量子力学の大きな一面になります。
ごく微細な光に反応する粒子は、人から発される波長や意志にも反応するだろう、というのが、今注目されていることですね。

・・・とてつもなく難しく、面白いものですが、要は、これから一層確実性では定義しきれないイメージ、エネルギー、波動、瞑想や呼吸、そういったものが注目されていくように私は捉えています。
現実社会のさまざまなしがらみの中でバランスをとりながら、それらを上手に使いながら、自分を大切にしていくのです。

最初に戻りますが、呼吸で細胞レベルから自分を癒やし肌を輝かそうとしたり、
できるだけ波動の良いところに身を置いたり(それは空気、水、人間関係全て)、
できるだけ良い食材を使ったり、
できるだけ自分を知り、周りを俯瞰したり。
曖昧なのは不確実だから。でも大変な価値のある流れを呼ぶこともあり得ます。
そのような生活スタイル、つまり習慣は、健康や美容に必ず良い影響があります。