口の中のケアは美肌づくりに直結する。

女性の歯と笑顔

皆さんの口の中の状態は良いですか?
口の中とは、口腔のこと、歯茎や歯のことです。
実は、口腔の状態は、顔全体の血流の状態を反映しています。
肌にも影響しやすいのは想像に難くありませんよね。

歯周病は大人になると、多くの人が程度の差こそあれ持っているものです。
日本人の40代のうち、8割が歯周病と診断されるデータがあります。
顔の肌のすぐそば、裏返しのところにある歯茎が腫れて血が出やすかったり、
歯石が溜まっていたり、歯が黄色くなっていると、それはすぐ表側にある肌に、
何らかの影響があるだろうというのは、納得がいきますよね。
例えば、歯周病により口内にバクテリアが増殖すると、
そのすぐ近くにある顔の肌に影響する場合があります。
歯茎の炎症が血行不良を引き起こします。

そういう場合は、髪の毛や地肌も何となくコシがなかったり、
以前と比べて細くなったな、、
と感じるかもしれません。 目も疲れやすかったりします。
あと、小鼻の毛穴が、大人でもティンエイジャーでも綺麗でないことが多いようです。

首から上の血流の、なんと大切なことでしょう。
顔の肌、口腔内の粘膜(歯茎)、髪と地肌、首のリンパ・・・全て密接に繋がっています。
どれかが悪いと周りも引き摺り込む悪循環がありますが、
逆に、一つ一つよくしていくと、相乗的に全体を良くして、
顔の肌を輝かせることができます。

キーワードは、「コツコツと習慣にする」です。
肌の保湿ケアとUV対策を大切に、 歯茨と歯のケアを時間がかかってもコツコツと行い、
髪と地肌のケアもしていきます。
小鼻は良質のオイルでくるくる優しいマッサージをしてみましょう。
小鼻のマッサージは最初は特に週に一回、数回がいいでしょう。
そして睡眠と食事、腸内環境改善とストレス対応、運動。
生活習慣を良くしていくことを積み重ねます。

いつか、いつの間にか、決して遠い将来ではなく、
確実に良くなっていくことを実感します。
そういう日々を積み重ねていきましょう。

参考文献(一部):
安保徹先生「免疫力を高めれば、薬はいらない!- 医者いらずの体になる簡単健康」