陰陽五行、「バランス」を取り入れたブルクレ

ブルークレールオーガニクスオイルセラム

10年以上前から、マクロビオティック(陰陽五行を軸にした玄米菜食)を久志マクロビオティックスクール、主にパトリシオ先生と天野朋子先生の下で学んできました。
陰陽五行の考え方は、ブルクレの製品開発に大きく影響しています。
成分設計、比率とバランスなどですね。

陰陽五行では、花は主に陰性になります。果実もです。
陰性というとネガティブな印象がありますが、そんなことは全くありません。
内側にエネルギーが向かい凝縮することを陽性が強いと言います。
逆に外にエネルギーが向かい拡張拡散することを陰性が強いと言います。
そう、私たちの感覚とはちょっと逆のような考え方、言葉遣いをします。
陰陽五行をより深く理解していくと、この理屈と表現にうなづけるのです。
外に向かって思い切り花開くエネルギーは、陰性そのものです。香り高いのも陰性。

それに対して、和漢(漢方)の植物はそれなりに陰性の要素が抑えられます。
ドクダミは陰性が強いですが、その他のブルクレで使っている和漢の紫根、
オウバク、葛根、ソウハクヒ、ビワなどは割と陽性に寄ってきます。

花の中でもローズは実は、特に精油にすると中性に近くなります。マクロビオティックで言う中庸です。
ローズの持つ優れたアンチエイジング的要素が最も大きな採用理由ですが、製品の設計を陰陽五行的に考えた時に、ローズは奇跡的とも言えるバランスの取り方をします。
やや感覚的な表現になりますが、あらゆる意味で良い方向にまとめ、持っていく力があるのです。
ですので総合的に、主力の原料の一つにしています。
そして、花のエキスや果実油をふんだんに使う一方で、6種類7種類の和漢を独自で抽出し配合しているのも、陰陽のバランスを取るためです。

美容液などは18年前から、化粧水やUVクリームも15年前から開発製造をしていますが、今までに何度かリニューアルを繰り返しています。
その機会に陰陽五行の要素を取り入れて改良してきました。

バランス、そう、バランスです。
マクロビオティックのクラスで、何度も繰り返しパトリシオ先生に質問を繰り返し、根気強くパト先生がそれに答えてくれていた時に、はっと「バランスの大切さ」に気がついたのです。
その時の霧の晴れたような、視界が開いたような、それとも何かがガラッと変わったような感覚は今も忘れません。
そのことが、ブルクレの成分独自抽出を含めた製品開発に深く関わっています。