流行りの怖さ 〜VCセラム?オイルは老いる?

最近、好感度の高いYouTuberが、ある高濃度ビタミンC誘導体セラムを勧めているのを聞き、その製品の全成分を調べ、サンプルを使ってみました。
相当な補完成分(ほとんどが化学成分的なものだとカテゴライズします)を使いながら、実際にビタミンC誘導体は大変高濃度に配合されています。 それでも肌に刺激が少ないのは、もともとビタミンC誘導体という成分が安定性が高く、優秀だから。実際、ブルークレールのクリームや美容液にもこの成分を配合しています。
そして、補完的な成分がビタミンCセラムのテクスチャをうまくまとめています。 このセラムへの私の感想は、「良い製品だな。でも強いな。」でした。 良い製品だと思いますが、このセラムの最適解はスポット使用です。
ここで大切なのは、肌全体の底上げを考えること。健やかさを積み上げ、育み、習慣化すること。 そしてそれは健全なものです。依存してはいけません。スキンケアは、一点集中的な機能を使いながらも、やはりバランスのあるものを毎日使っていくことが大切です。 一つの成分に頼るのではなく、土台をしっかり整えることが、美肌への近道になります。
昔、佐伯チズさんの「オイルは老いる」のキャッチコピーにも、多くの人は表面的な意味に影響されてしまいました。 実際に、この良くないオイルとは、クレンジングとしての天然のオイルの中に、合成界面活性剤が配合されている、洗い流せるクレンジング剤のこと。 天然植物成分100%のオイルとは別物です。
そして最近、人気の女優さんがSNSで似たようなことを口にされているのが目に留まりました。 結婚される前よりもほうれい線が目立たなくなった!と密かに注目していた、め○○さんです(2文字も○にしたらわかりませんよね笑 ちなみに、ほうれい線は保湿とUVケア、正しい顔ヨガで本当にある程度改善できます。食事も大切)。 これも誤解を呼びやすい切り抜きなどで広められていました。軽く憤りさえ感じます。
コロナ流行により、動画やSNSで多くの情報をほぼ無料で入手できるようになり、さらにAIの革新で私たちの生活は大きく変わってきています。 その中で、これら玉石混交の情報から自分を守り、適したものを選ぶ力が私たちには今、大切です。
流行は面白いものですが、それに振り回されるのではなく、自分の肌や体の声を聞きながら、自分に合ったものを選び続けることが本当に必要なこと。 トレンドはあくまで参考にし、自分に必要なスキンケアを見極めていきましょう。
それを噛み締めながら、日々の習慣を大切にしていきたいですね。