毛細血管が若さのカギ

毛細血管と肌のメカニズム

血管が健やかな人は若々しい。
特に、毛細血管が元気な人は、若く美しいです。

毛細血管とは、動脈と静脈をつなぐ非常に細い血管です。
酸素や栄養素を運び、二酸化炭素や老廃物を排出する、マンションでいえば配管です。
いかに重要か、少しイメージしてみましょう。
毛細血管は、血管全体のなんと約90%程度を占め、総延長は約10万kmにも及びます​​。
そして、毛細血管を動かす特有の筋肉を前毛細血管括約筋と言います。
これらがセットで正常に動いていくことが大切なんですね。

毛細血管が体の隅々まで運ぶ栄養には、酸素の他に、成長ホルモン、メラトニン、
DHEAといった「アンチエイジングホルモン」があります。
「アンチエイジングホルモン」・・・魅力的な響きですね^^
成長ホルモン、メラトニン、DHEA。この三つの説明はこのブログの下部に
わかりやすく書いておきますのでご覧ください。

これら成長ホルモンを身体中に効率的に巡らすための毛細血管の状態改善。
これが若さのカギになります。

どうしたらいいのでしょう。

医師の根来秀行先生は、「何よりも質の高い睡眠が大切」と言います。
その通りだと私たちは実感していますよね。
ブルークレールオーガニクスでも、7つの美習慣の最初に「質の高い睡眠」を挙げています。
他は、腸内環境、食事、ストレス対応、運動、UVケア、保湿です。

質の高い睡眠は、副交感神経を良い状態にします。
そうすると、毛細血管を動かす特有の筋肉(前毛細血管括約筋)がよく動くようになります。
そして、ストレスホルモンのコルチゾールを出にくくします。
体内にアンチエイジングホルモンであるメラトニンやDHEAがよく出るようにするのです。
フリーラジカル(活性酸素。美容健康にとっての毒素)にも対処します。
対処とは、発生を減らしたりできたものを排出しやすくするということです。
健康、美容に素晴らしい一連の動き(メカニズム)となります。

毛細血管は若さのカギ。
そして日々の健康・美容管理、良い習慣の積み重ねが、それを向上させる
遠まりのようでいて実は1番の近道なのです。

<アンチエイジングホルモン>
・成長ホルモン: 筋肉や骨の成長を促し、細胞の新陳代謝を助けるホルモンです。
大人においても全身のアンチエイジング作用を発揮します。
・DHEA(デヒドロエピアンドロステロン): 副腎皮質で生成され、
多くのホルモン合成に関わる「マザーホルモン」です。免疫力をうた[¥
炎症を抑える効果があります。
・メラトニン: 睡眠をコントロールし、酸化や糖化をブロックするホルモンです。
免疫細胞の活性化にも関与します。

<出典(一部)>
NPO法人毛細血管研究会資料
サントリー健康情報レポート
その他