肌、髪、服装、姿勢、表情、たたずまい。

公園で遊ぶ親子

先日、『スピリチュアルズ「わたし」の謎』橘玲著を読みました。

人間理解について書かれています。この本の受け取り方、活用の仕方は人それぞれになるでしょう。
私は、素直に知識として受け取り、自他の観察力や俯瞰力に役立つと感じました。

簡単に書くと、人の性格・資質は、遺伝と幼児期の環境でほぼ決まり、
それは8要素に分類されます。

1外交的か内向的か
2楽観的か悲観的か
3同調性
4共感力
5堅実性
6経験への解放性
7知能
8外見

これらはもちろん白黒(ゼロか100)ではなく、傾向になります。
資質を無理やり直したり変えようとするよりも、自分を俯瞰し、適したところに身を置くことが生きやすさにつながる、と言うことです。

この本から、ブルクレがお伝えしたいことは、外見の大切さ。
それは顔の造作のことを言っているのではありません。
顔の作りよりも(もちろんそれが良いのに越したことはありませんが)、歳を重ねるほどにそれ以外の部分が大切になってきます。

肌、髪、服装、姿勢、表情、たたずまい。

それらをいかに大切にしているか、大切にする習慣を積み重ねているかは、人に簡単に伝わるものです。
服装では、もちろん高価なものを身につけると言う意味ではありません。
ですが、TPOに適していると同時に、自分をいかに美しく見せ、魅力を表現できるかと言うのはとても大切なことです。
そのための適したお金の使い方は賢いと言えるでしょう。
そして日々の過ごし方、精神性は、たたずまいに現れます。一朝一夕ではありません。
つまり、良い習慣、暮らしを積み重ねていくと言うことが、大変な価値になります。本当に大切なので、繰り返し書きますね。

肌、髪、服装、姿勢、表情、たたずまい。

人間は中身が大切。それは当然です。
ですが肌などの、メンテナンスするほどに磨くことのできる外側を整えていくことは、私たちの中身や、さらに奥深くの自分の存在そのものを大切にしていくことなのです。

この本では、これらの8の要素をもとにサイコグラフ(psychograph)を作り、
サイオプ(psyop / psychological operation、心理作戦)を行うという話に及びますが、
ブルクレでお伝えしたいことは、「肌を大切にすることは、存在そのものを大切にするということ」になります。