石けんの真価を見抜く選び方

固形石けんと泡


「弱アルカリ性だから固形石けんは肌にいい」
と聞いたことはありませんか?

結論から言うと、
弱アルカリ性の固形石けんは洗浄力が優れていながら、肌への負担も少ない
というメリットがあります。

ただ、一口に「石けん」と言っても
いろいろな商品が出回っていて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、「弱アルカリ性の固形石けんの特徴や選び方」について紹介します。
この記事を読むことで、自分の肌に合った石けんを見つけることができるようになりますよ。

自分の理想の肌に近づくことができるようになるはずなので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

石けん(固形石鹸)は弱アルカリ性

石けんには、古くから私たちの生活に密接に関わる歴史があります。

その起源は古代メソポタミアにまで遡りますが、当時の石けんは今とは少し違っていました。
それは強アルカリ性のもので、主に油脂を溶かす目的で使われていました。

しかし、時が経つにつれて石けんの製法や用途が進化し、
現代の石けんは弱アルカリ性が主流となっています。

この弱アルカリ性とは一体何なのでしょうか?


pHとは何か?

pHは、水溶液の酸性やアルカリ性を示す指標です。

数値が
7より小さい🟰酸性
・7より大きい🟰アルカリ性
・7🟰中性

とされます。

健康な肌のpH🟰約5.5🟰弱酸性に分類されます。


石けんが弱アルカリ性である理由

石けんの基本的な作り方は、
植物油や動物脂などの油脂を、アルカリ性の溶液(石けん液)と反応させることです。

この反応によって、
アルカリ性物質の一部が中和され、弱アルカリ性の石けんが出来上がります。


「弱酸性」と「弱アルカリ性」とは

スキンケアアイテムを選ぶ時によく耳にする「弱酸性」と「弱アルカリ性」。

まず、
「弱酸性」は、中性よりも少し低めのpH値を指します。

一方、
「弱アルカリ性」は、中性よりも少し高めのpH値を指します。

健康な肌のpHは約5.5で、少し酸性の範囲を指しています。
そのため、肌にとって理想的な洗浄効果を持つスキンケアアイテムは、
肌と同じくらいの弱酸性または弱アルカリ性のスキンケアアイテムが良いとされているんです。

弱酸性や弱アルカリ性のスキンケアアイテムは、
肌を優しく洗いながらも、しっかりと汚れを落としてくれます。

ただ、製品によって原料や作り方が異なり、
肌に与える刺激も違ってくるので弱酸性や弱アルカリ性に関わらず、どのような成分が配合されているのか確認することが大切です。


弱アルカリ性石けんのメリット

弱アルカリ性石けんのメリットは3つあります。

  • 汚れをしっかり落とすことができる
  • 肌に優しい洗浄力
  • 肌に洗浄成分が残りにくい

皮脂や汗のpH🟰弱酸性です。

弱酸性の汚れは、弱アルカリ性の石けんで中和させることで洗浄することができます。

また、中和されることで洗浄力も落ちるので、洗いすぎを防ぐこともできます。

さらに、石けんは水ですすぎやすく、肌に洗浄成分が残りにくいというメリットも。

そのため、石けんは洗顔時の肌への負担を軽減し、健やかな肌を保つことができます。

石けんの選び方のコツ

泡立てた石けんと手



石けんの選び方のコツは2つあります。

  • 肌質に合った石けんを選ぶ
  • 成分を確認する

次に、詳しく紹介します。


肌質に合った石けんを選ぶ

次に、肌質別におすすめの石けんの特徴を紹介します。

乾燥肌の場合

保湿成分が豊富な石けんを選びましょう。
グリセリンやヒアルロン酸、植物エキスなどの保湿成分が含まれているものが良いです。

また、洗浄力が強すぎない、マイルドな石けんを選ぶことで肌の自然な油分を残しつつ、
しっかりと汚れを落とすことができます。

敏感肌の場合

添加物が少ない、自然由来の成分が使われている石けんを選びましょう。
合成香料や着色料、防腐剤などが含まれていないものがおすすめです。

脂性肌の場合

さっぱりとした洗い上がりが特徴の石けんを選びましょう。
また、肌が乾燥して余計に皮脂を分泌するのを防ぐために、
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれている石鹸もおすすめです。


成分を確認する

石けんを選ぶ際には、ラベルや成分表をしっかりと確認しましょう。
肌に刺激を与える成分が含まれていないかをチェックすることが大切です。
合成界面活性剤が使われていない石けんの多くは、成分表に「石けん素地」と書かれてあります。

また、保湿成分や美容成分などが配合されていたり、
香料や着色料、防腐剤などの化学成分が配合されていたりと、
石けんにはさまざまな製品があります。

自然由来の成分でも、食物成分を含むスキンケアアイテムで
アレルギーを発症してしまうこともあるので注意が必要です。

自分が分からない成分を見つけたら必ず調べるようにしましょう。

肌トラブルを避けるためのポイント

石けんを選ぶ際には、肌トラブルを避けるために以下のポイントに注意しましょう。


過度な洗顔は避ける

石けんを使った洗顔は必要ですが、過度な洗顔は肌を乾燥させたり、肌のバリア機能を傷つけたりする原因になります。
1日2回程度、朝晩の洗顔を心掛けましょう。


洗顔時間の目安は「30秒以内」

洗顔の際、石けんを顔にのせて洗う時間は長すぎず、短すぎない「30秒程度」が目安です。
長時間石けんを顔に残しておくと、肌を乾燥させたり刺激を与えたりする可能性があります。


こすりすぎないように注意する

洗顔の際には、力を入れてこすりすぎないように注意しましょう。
強くこすることで肌を傷つけたり、刺激を与えたりすることがあります。

やさしく円を描くように、指の腹でマッサージするように洗顔しましょう。

まとめ

この記事では、「弱アルカリ性の固形石けんの特徴や選び方」について紹介しました。

弱アルカリ性の固形石けんは、弱酸性の皮脂や汗などの汚れを簡単に落とすことができます。

また、洗浄力も汚れを落とすことでなくなるので、洗いすぎによる肌トラブルを防ぐことができます。

ただ、石けんは製品によって配合されている成分が異なるので、
自分の肌に合った商品を選ぶことや成分表をよく確認することが大切です。


ブルークレールオーガニクスの「ティートリーモイストソープ」は、天然植物オイルをベースにした無添加純石けんです。


きめ細やかな泡立ちで汚れをきれいに落としてくれることはもちろん、
セラミドやヒアルロン酸などさまざまな美容成分が肌のうるおいを守ってくれます。

ブルークレールオーガニクスは、2005年開発スタートした国産オーガニックコスメブランドです。

ブルークレールオーガニクスとは?はじめての方へ。
https://blcl.jp/user_data/welcome

"生まれ変わりの肌リズム"に着目し、現在15商品。
オーガニック・無添加で、良質な成分を豊富に配合し、白神山地の湧き水で作り上げました。
発売依頼、くすみ肌ケア、エイジング肌ケア*(乾燥、加齢へのケア)の実感をお届けし続けています。
法律的に表示義務のない成分であるキャリーオーバーにまで着目し、こだわりの成分で構成されたブルークレールオーガニクスの商品。

もちろん石けんも人気で、製造されている日本有数の石鹸職人さんから、「これだけのこだわりを持って作らせてくれてありがとう」と、私たちに伝えてくるほどの、本物のこだわりのある石けんなのですよ^^

石けん選びに迷ったら、ぜひ試してみてくださいね。

関連記事:
肌に優しい美容法とは? 20年後もっと好きな肌を育むために今できること
「石鹸で落ちます」これ、現代の洗脳?


開発者が綴るブログも更新中🌹

公式LINE登録で200ptプレゼント中