ありがとう、と優しく自分を撫でる 〜究極のアンチエイジング習慣

身体の炎症連鎖

「炎症」のケアがアンチエイジングのカギ!

老化の三大要素は「酸化」「糖化」、そして「炎症」。

酸化や糖化は美容や健康の話題でよく耳にしますが、
「炎症」については、つい見逃しがちではないでしょうか?

実は、病気や老化のほとんどは、体の中での小さな炎症が原因で進行していきます。

CRPを知ろう 〜血液検査では気づきにくい?

炎症を調べる指標の一つに<CRP(C反応性蛋白)>があります。

血液検査でわかるこの数値が高いと、体内で炎症が起きている可能性があります。
慢性的な炎症が続くと、肌の老化やシワ、さらには病気のリスクも高まると言われています。

N Oとは? 〜一酸化窒素が私たちを救う

そんな炎症を抑える鍵の一つが、<NO(一酸化窒素)>です。

NOは体内で自然に作られるガス状の分子で、血管を広げたり、炎症を抑える働きがあります。
健康で若々しい体を保つには、このNOをしっかりと体内で生成することが重要です。

How to increase NO?

ハンドマッサージをする女性


では、どうすればNOを増やせるのでしょうか?
実は、その方法はとてもシンプルです。

良質な食事や運動ももちろん大切ですが、「自分を優しく撫でる」だけでも効果が期待できます。
体を優しく触れることで、皮膚の感覚が刺激され、リラックスホルモンであるオキシトシンが分泌されます。
このホルモンが血流を促し、NOの生成を助けるのです。

さらに、心地よい音楽を聴いたり、深呼吸をするだけでも、NOは活性化します。
たとえば、寝る前に「今日もありがとう」と自分の体を撫でながら、
好きな音楽を聴いてみることは最高、究極の若返り習慣です。

生活の中でNOを増やす方法6つ

この究極的なアンチエイジング法を、繰り返し記載しますね。

・優しく自分を撫でる:服の上からでもOK。「ありがとう」と心を込めて、ごく優しく触れること。

・好きな音楽を聴く。

・深呼吸をする。

・硝酸塩の豊富な食材を摂る

ほうれん草、ビーツ、レタス、ルッコラ、セロリ、大根、アルギニン、ナッツ(アーモンド、くるみ)、
大豆製品(豆腐、納豆)、魚介類、肉類などのタンパク質 などがおすすめ。 
※但しタンパク質の過剰摂取に気をつける。

・腸内環境、睡眠を大切にする。

・適度な有酸素運動やストレッチ をする。

毎日、忙しい中でも、自分の体に優しく触れる時間を作ること。
それは、健康や美容だけでなく、自分自身を大切にする素敵な習慣になるはずです